住宅ローン金利のニュースの見方

先行きの見え辛い経済状況の中、注目されるものに各金融機関の住宅ローン金利の動向に対するニュースが度々取り上げられます。

なぜ、住宅ローン金利の動きがニュースになるかと言うと、住宅ローン金利が長期的な金利の動きを表す、一種の指標になっているからです。まず、日銀は景気が良くなると、政策金利を上げ、過度に通貨が流出することを抑えます。

逆に景気が悪くなると、政策金利を下げ、通貨の流通を促進させようとします。各金融機関が取り扱う金融商品の金利というのは、日銀が発表する政策金利の数字を考慮した形で、毎月決められて行きます。住宅ローンの金利が上がり続けるということは、政策金利も上がり続けており、つまり、景気が上向きに上昇していると捉えることができるのです。逆に、住宅ローンの金利が下がり続けるということは、政策金利も下がり続けており、景気が下向きに下降していると捉えることができるのです。

最近では、住宅ローン金利が据え置きということもあります。これは景気が平行線に終わっているという捉え方もできますが、実は、ゼロ金利政策をしているため、これ以上下げることができず、据え置きということにもなっています。このように住宅ローン金利を見るだけで、景気動向がわかるので、よくニュースにも取り上げられるのだと思います。

また、この住宅ローン金利が注目されるのは国内だけではなく、海外、特にアメリカの住宅ローン金利などは投資家にとっても重要な指数であるため、世界的に注目されています。